書籍などのデータ化,電子書籍と携帯端末

何度も引っ越すうちにいらん本とかもうちょっと勿体無いけどがんがん捨てるかー,と
4年半ほど前に漫画も雑誌も捨てまくったんですが・・・
 
いわゆる「ドキュメントスキャナ」は個人でも使いやすいようになっています。
自分は2年前に↓を買っています。ちょとVerは違いますが。使い勝手は省略。
 ScanSnap S510 製品仕様 : 富士通
 http://scansnap.fujitsu.com/jp/product/s510/
 
「あんまりいらんけど捨てにくいもの」をとりあえずスキャンして保存しておくことで
思い切ってがんがん捨てることが出来る,というのが大きなポイントです。
今までは数枚単位の印刷物をちょこちょこスキャンして捨てる,程度だったのですが
(今までに8300枚ほどスキャンしたらしい)
最近は雑誌の解体スキャンに挑戦しています。
 学会誌とか毎月来るのに引用したいこともあるから捨てにくい。
 しかし雑誌の背表紙切断はやはりでかいカッターを借りないと厳しい。
 スキャン自体も↑のだと正直面倒なので業務用機でがんがんとやりたいけど。
 
意識的な変更点としては以下のような感じです。
 雑誌は消耗品,ざっと読んでスキャンして捨てる,保管場所は気にしない
 →気軽にぽこぽこ雑誌買っても大丈夫な気分に
データのバックアップには当然気をつけないと危ないのですが,
今後,書類のデータ化は進んでいくのではないかと思います。
 
ただ,ぺらいプリントとかなら検索もしやすいデータ化は非常に便利なのですが,
書籍になるとやはり「読み心地」では圧倒的に紙優位になってしまいます。
 ペンでの書き込みや付箋など,データ上での実現が若干面倒だし。
そこで最近自分が注目しているのはAmazonアメリカでやってる電子書籍系事業。
 電子ブックリーダー「Kindle」 をAmazonが去年出してます。
 米グーグル、電子書籍販売に参入 数百万冊対象、市場拡大へ
 http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008102901000124.html
 
これまであまり魅力的な携帯端末が出ていなかったのですが,
有機ELその他の技術向上により,少しずつよさげな端末が発表されてきています。
 アルファベットに比べて日本語は解像度が必要で開発が難しいとかなんとか。
 比較表:MobileRead Wiki - E-book Reader Matrix
 http://wiki.mobileread.com/wiki/E-book_Reader_Matrix
一応SONYとかが日本でも発売していたらしいんですが,
どうにもコンテンツ側が全然揃わなくて結局ぽしゃってしまっているようです。
Amazonクラスの大御所がずどーんと大量に電子書籍を準備してくれれば,
一気に話が進んでいくんじゃなかろうか,と期待しています。
このへん,著作権ガチガチで縛りやすい日本は・・・おっとやめておこう。
 
まぁどうせPCで見ることが多いので携帯端末なくても大丈夫なんですけど,
最初から電子版で購入しやすい環境が出来たら楽だなぁ,という期待です。
 
うわー2項目分まとめて書いたらえらい長くなった。